脱・化粧水──段階移行ガイド
化粧水の使用量が多い方、スキンケアアイテムが多い方、クレンジングを使用している方が「ミニマルスキンケアメソッド」へ無理なく移行するための段階ガイドです。
※化粧水の使用量が少ない方も、最高の結果を得る準備として活用してください。
● ねらい:“水分負荷=頻度×量×時間”を段階的に下げながら、調律(ナチュリモ)を主役へ。角層の回復力を妨げない移行設計です。
最初の4週間は、小さな変化を確かめていく大切な期間になります。
● フェーズ1──Week 1|総量を半分に
角層を新しい環境に慣らしていく1週目。
夜:洗顔(低温熟成石けん) → 化粧水:従来量の1/2 → 美容液:従来量の1/2(使用している場合)→ 調律(ナチュリモ)
朝:ぬるま湯洗顔(目安温度33°前後)→ 化粧水:従来量の1/3〜1/2 → 調律(ナチュリモ)→ ヴェール(ナチュパラソル)
→ 累積の水分過負荷をまず減らす。化粧水の急なゼロ化はしない。
→ スクラブ/ピーリング/コットンパック/シートマスクは中止。
→ 乾燥による不快感(つっぱり・ごわつきなど)が増した場合は化粧水の使用量を少し増やす。
→ まれに小さな吹き出物などができることがありますが、多くの場合、常在菌環境の変化で起きます。正常なバランスを取り戻すと落ち着いてくることが多いですが、ナチュリモの一旦使用を中断して、「使い方」をご相談ください。
→ 「合成界面活性剤」の刺激を避けるため、クレンジング不要の「石けんで落とせるファンデーション」への切り替えを検討してください。
*参考 |+| ファンデーション選びとメイクの落とし方
● フェーズ2──Week 2|化粧水1/3&美容液停止
角層を新しい環境に慣らしていく2週目。
夜:洗顔(低温熟成石けん)→ 化粧水:従来量の1/3 → 調律(ナチュリモ)
朝:ぬるま湯洗顔(目安温度33°前後)→ 調律(ナチュリモ)→ ヴェール(ナチュパラソル)
→ 水分負荷をさらに減らし、コルネオデスモソーム/ラメラ配列の回復を促す
→ 乾燥や乾燥による不快感の軽減が感じられないとき──「クレンジングの使用をやめる」
*コルネオデスモソーム:角質細胞同士を接着する細胞接着構造
*クレンジングの使用をやめる:石けんオフ設計のファンデーションへの切り替えでクレンジング不使用を実行
*リップ:唇が荒れていなければ、ポイントメイクリムーバーの使用は可
● フェーズ3──Week 3|60秒ルールで“調律”先行
乾燥の軽減やうるおいの持続を感じてくる。
夜:洗顔(低温熟成石けん)→ 60秒以内に調律(ナチュリモ)
朝:洗顔(低温熟成石けん)or ぬるま湯洗顔(目安温度33°前後)→ 60秒以内に調律(ナチュリモ)→ ヴェール(ナチュパラソル)
→ 化粧水の常用終了。洗浄直後のTEWL上昇を抑え、自由水の滞留を作らない。
→ フェーズ2までで水分過負荷を下げているため、フェーズ3からは、様子を見ながら、朝は「低温熟成石けんor ぬるま湯」で洗顔。朝も「低温熟成石けんでの低負荷洗浄」を行うことで、皮脂酸化や残留物をリセットするメリットが大きくなる。
→ 60秒ルール=肌表面が湿っている間に塗布──入浴時に洗顔する場合は、入浴後、60秒以内に塗布。
*自由水=たとえると「水たまり」:角層の4要素では抱えられない“流動的な水”で、増えるとふやけの原因になりやすい。
● フェーズ4──Week 4〜|定着フェーズ
キメ・ハリ・ツヤが少しずつ整い始める。
夜:洗顔(低温熟成石けん)→ 60秒以内に調律(ナチュリモ)
朝:洗顔(低温熟成石けん)→ 60秒以内に調律(ナチュリモ)→ ヴェール(ナチュパラソル)
→ 角層の入れ替わりは約2〜4週(個人差あり)。段階移行で水分過負荷の影響が減り、必要な水分を抱えられる肌へ。
→ 必要最小限のステップで4要素のバランスを維持するのが最終形。
→ 季節や体調に合わせてナチュリモの塗布量をコントロール。基本は、Tゾーンは薄く、Uゾーンはややしっかり。
→ ナチュリモの使用量の目安:湿度が高い季節1〜2プッシュ/湿度が低い季節2〜3プッシュ
● よくあるつまずき
シリコーン系成分(シクロペンタシロキサン、ジメチコンなど):肌に悪いわけではないですが、石けんでは落としにくく、ナチュリモとの相性もよくないため、シリコーン系成分を配合している製品(ファンデーションなど)の併用は避けてください。
低温熟成石けんの泡立て:専用ネットでクリーミィに泡立てることがポイント。泡立てに慣れるまでは使用量を多めに。
ナチュリモの塗布量:顔全体に均一ではなく、全体に薄く塗布したあと、必要な箇所にはしっかり。調律が目的なので、たくさんつけるのではなく、適量をつけること。
ナチュパラソルの落ち具合:ナチュパラソルは石けんで落とせる設計ですが、低温熟成石けんでの洗い方に慣れるまでは落ち具合が気になることも。目安1プッシュですが、落ち具合が気になるときは半プッシュからスタート。
● 観察チェック
肌には個人差があるので、乾燥による不快感が増さないように様子を見ながらフェーズを移行。
良化なら次のフェーズ。停滞しているときはフェーズを維持。もしくは1つ前に戻す。
原則は、化粧水を増やすより、調律(ナチュリモ)を微増。
● まとめ(考え方の核)
“どれだけ与える、どう浸透させるか”ではなく、“どう支える、どう守るか”。
角層を味方にする──小さな実感を積み重ねていきましょう。
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