化粧水はいらない本当の理由
──迷ったら角層のすこやかさへ戻る
化粧水は意味ない?いらない?
その視点を持った時点で、あなたの感覚は、もう間違っていません。──化粧水を重ねれば、その瞬間のしっとり感はつくれる。
それなのに、時間がたつと乾燥し、結局また何かを足したくなる。
ずっと続けているのに、手応えだけが安定しない──
それは、努力が足りないからでも、年齢でも肌質のせいでもありません。
長いあいだ私たちは、「まず水分を与えなければ、肌はうるおわない」という考え方を、疑う必要のない「正解」として受け取ってきました。
そして気づかないうちに、何を足すかばかりを考え、どこを守るかを後回しにしてきた。
振り返ると、そのズレの上に、迷いが積み重なっていました。
化粧水が届くのは、肌のいちばん外側──角層まで。
実は角層が一度に抱えられる水分量には、物理的なはっきりとした限界があります。
顔全体で、目薬数滴ぶんほど。
それ以上の水分は、「うるおい」ではなく、角層の中でバランスを乱す負担になりやすい。
この逆転に、私自身も長く気づけずにいました。
スキンケアをつくる側にいながら、「水分を入れて、油分でフタをする」ことこそが正解だと信じ、答えは、もっと良い化粧水の中にあると思い込んでいたのです。
けれど、本当に追いかけるべきだったのは、アイテムの中身や悩みのかたちではありませんでした。
肌が揺れたとき、最初に崩れていた場所──角層です。
そして迷ったときに確かめるべきなのは、角層がすこやかな状態を保てているかどうか、それだけ。
うるおいの決め手になるのは、水分ではなく角層のうるおいバランスです。
「化粧水は意味ない?いらない?」という視点は、極端な選択を迫るものではありません。
迷ったときに戻る場所を、「足すか、足さないか」から「角層は守れているか」へと、置き直すための視点です。
そこから見えてくるのが──
石けん+クリームという、理にかなったシンプルなかたち。
一日の終わりまで肌が慌てず、ツヤ・キメ・透明感が、無理なく積み重なっていく設計。
肌を整える時間が、心のやすらぎへとつながっていく感覚。
それが、角層がすこやかなときに、肌にも、気持ちにも起きること。
迷ったとき、そこへ戻る。
その原点を、ここから。

HEMUE開発|佐藤 亨
60代化粧品開発者:角層を味方にする発想で、「うるおいバランスを支える」ミニマルなスキンケアを提案しています。(写真は50代前半の頃の登壇記録)
最終更新日:2026/02/03
その不調、最初に揺れているのは
──角層のうるおいバランス
角層は、ふだん意識されにくい場所です。
けれど実は、肌が一日を穏やかに過ごせるかどうかを、最後まで支えています。
だから、化粧水を見直す前に、まず立ち止まって考えてほしいのです。
いまの肌、角層はすこやかな状態でしょうか。
ここでいう「すこやかさ」とは、「角層のうるおいバランス」が整っている状態のことです。
そしてスキンケアには、結果が積み上がるやり方と、依存が積み上がるやり方があります。
どちらも、その場では間違って見えません。
違いが出るのは、「続けたあと」です。
✕ その場の手応えに依存するケア
• しっとり感を基準にする
• 重ねづけをがんばり、しっとりさせる
• 乾くたびに、水分や保湿を足す
• その日の調子でアイテムを変える
このやり方では、水分や保湿成分を重ねてしっとり感をつくれても、肌の安定は積み上がりません。
夕方の乾き、刺激感、赤み、くすみ、毛穴──
悩みの形は違っても、「安心できない肌状態」が続くという共通点が残ります。
これは努力不足でも、年齢でも肌質のせいでもありません。
◎ 結果が積み上がるケア
• しっとり感ではなく安定感を基準にする
• 重ねづけをがんばらなくても、安定する
• 足すより、乱していないかを重視する
• 毎日同じリズムで、肌を扱う
このやり方は、派手な変化は起きませんが、「うるおっている感覚」=「安心していられる状態」が一致してきます。「朝の保湿がいつまで持つか」という感覚ではなくなります。
ケアを考えすぎなくなる。
肌の調子を気にしすぎなくなる。
ツヤ・キメ・透明感が安定する。
この両者の違いを生んでいるのが、角層のうるおいバランスです。
「すこやかさ」と「うるおいバランス」の関係
角層のすこやかさは、結果です。その手前にあるのが、うるおいバランスという仕組み──角層の4つの要素で成り立っています。
• レンガ状に並んだ角質細胞
• すき間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)
• 角質細胞の中にある天然保湿因子(NMF)
• 表面を覆う皮脂膜
この4つがバランスよく噛み合うことで、角層はうるおいを保ち、刺激を防げる(バリア)構造になります。
重ねづけをがんばらなくても安定する「すこやかな状態」です。

ところが、バランスが崩れると、
• 水分は逃げやすくなり
• 刺激は入りやすくなり
• 見た目の粗さが目立つ
この状態で、たとえば化粧水を重ね続けても、依存が積み上がるだけです。
だから、
• しっとりしているのに不安
• ケアをやめるのが怖い
• 少しサボると一気に崩れる
そんな状態から抜け出しにくくなります。
顔の角層は薄くて繊細
角層の厚さは、顔の部分では平均でわずか0.015ミリほど(部位差あり)。ラップの厚さにも満たないほどの、とても薄く、繊細な構造です。
それでも毎日の、洗う・こする・塗る・乾かす・紫外線を浴びる──この刺激を、いちばん最初に受け止めています。
思っている以上に角層は、そのすこやかさを損ないやすく、影響も表にあらわれやすいのです。
だから、「何を足すか」より先に、「乱していないか」が問われます。
今、どちらを積み上げたいでしょうか。
• 一時的な手応え
• すこやかさ
この分かれ道にあるのが、角層のうるおいバランスです。
次は、すこやかな角層が、具体的にどんな質感・構造を持っているのかを整理します。
すこやかな角層の質感・仕組み
角層がすこやかなとき、肌の調子は安定し、たとえば「化粧水を足さなければ」と慌てる感じがなくなります。
キメが整い、うるおいに満ち、ふと触れたとき、ほっとする感触。
光の反射はやわらかく、水分はとどまり、肌は澄んで見える──
肌が安定している心地よさや美しさを感じる質感は、角層がすこやかに保たれている“結果”として、自然と宿ります。
その内側では──
角質細胞が整然と並び、そのすき間を細胞間脂質(セラミドなど)が均一に満たし、角質細胞の中には天然保湿因子(NMF)が保たれ、表面は薄い皮脂膜でやさしく覆われています。
この状態が保たれているとき、「水分は必要な分だけとどまり、外からの刺激はやわらげられ、光はやわらかく返る」というバランスの取れた循環が続きます。
だから、キメは揃い、ツヤも自然に、肌は澄んで見える。
「調子がいい」という感覚は、この構造的な安定が、表にあらわれたものなのです。
日々の刺激や負担が抑えられ、うるおいバランスが安定していることによって、自然に生まれる状態です。
だから、すこやかな角層は、がんばらなくても、慌てなくても、安定が続きます。
では、ひとつだけ考えてみてください。
ここまで整った角層が、なぜ、知らないうちに揺れてしまうことがあるのでしょうか。
特別なトラブルがあったわけでもなく、間違ったことをしているつもりもないのに、ある日ふと、乾きや刺激を感じ始める。
その理由の多くは、「何かが足りなかった」からではありません。
むしろ、よかれと思って続けてきた習慣の中に、角層にとって負担になりやすい要素がいつの間にか積み重なっていた――というケースです。
水分が角層の中で負担に変わる
これで合っているはず。
そう信じて重ねているのに、時間がたつと乾き、肌はかえって不安定になる──
そんな「逆転」は、珍しいことではありません。
角層は、外から入ろうとする水分をせき止める──“堤防”のような構造を持っています。
一方で、
• 肌内部から上がってくる水分
• 汗や外気の湿気
といった、少しずつ入ってくる水分を受け取り、抱えられる分だけ保つことで、一定の水分量を維持しています。
顔の場合、それは目薬数滴ぶんほど。
それ以上の水分が繰り返し与えられる(押し込まれる)と、角層の中では「うるおい」ではなく、負担として作用し始めます。
• 表面はしっとりしているのに内側は不安定
• 乾きを感じやすくなり水分を足したくなる
こうした、「安定を遠ざけてしまう」という逆転が起こります。
しっとり感や手触りのよさはつくれても、角層のすこやかさは、かえって揺れてしまう。
私は、この状態を「水分負荷」と呼ぶようになりました。
補足:顔の角層はどのぐらい繊細?
• 顔の角層の厚さ:約0.01〜0.02 mm(日本人女性平均約0.015 mm/部位差あり)
• 角層が無理なく抱えられる水分量(顔全体):0.1〜0.3 mL程度(目薬にして数滴ぶん)
• 乾燥を感じるときの減少量:0.05〜0.1 mL程度(目薬にして約1〜2滴)
• 化粧水の一般的な使用量:2〜3 mL(角層が抱えられる水分量の10倍、20倍以上)
※「手に取った2〜3 mL」が、そのまま角層の中に入るわけではありません。多くは手のひらに残り、肌表面で蒸発します。
それでも、次の関係は変わりません。
• 角層が抱えられる量はとても小さい(数滴)
• 手に取る量は、はるかに大きい(数mL)
• 重ねるほど、この差は大きくなる
この量のズレが「水分負荷」につながる、これまでほとんど語られてこなかったポイントです。
水分の過剰は、角層の微細な構造に乱れを生じさせる可能性が、皮膚科学の研究でも示されています。
過剰な水分にさらされ続けると、角層内部に水分がたまることで厚みが増し(ふやけ)、うるおいを安定して保つための構造が崩れやすくなります。こうした現象は、化粧水を何度も重ねるなど、水分が「入り続ける状態」でも起こり得ると考えられています。
※数値は、公開されている条件(顔の面積・角層の厚さ・含水率)を置いた概算(目安)です。条件をある程度動かしても、角層が一度に抱えられる水分量が「数mL単位」になることはありません。※引用・転載の際は出典として「HEMUE|化粧水のいらない本当の理由」を明記してください。(改変転載は禁止)
問題になるのは、角層が抱えられる量や状態を超えて、「与え続けてしまうこと」です。
ここが分かれ道
この先、肌の不調に直面したとき、あなたはどちらを選びやすいでしょうか。角層は本来、日々入れ替わりながら、整っていく流れを持っています。
けれど、その流れは、とても繊細です。
日々の刺激や水分負荷がそれぞれに作用したり、重なったりすると、整っていく流れに影響を与え、角層は「うるおいバランスを整え直す時間」を失っていきます。
その結果、
• 未熟な角質細胞が増え
• 細胞間脂質も十分につくられず
• 構造が整いにくい状態が続く
この状態を、皮膚科学では「不全角化」と呼びます。
例えるなら、「すきまが広がった壁」のようになっていくため、化粧水を重ねることで「しっとりした気分」をつくれても、肌の悩みは残り、増えやすくなります。
でも、安心してください。
大切なのは、この状態は、元に戻らないものではないということです。
角層には整い直す仕組みがあります。
ただ、「肌の不調」に直面したとき、選ばれやすいのは──
• 化粧水の量を増やす
• アイテムをさらに重ねる
つまり、その場の手応えに依存するケアです。
けれど、もし原因の一部が、日々の影響や水分負荷によって、角層が整い直す時間を失っていることだとしたら──
増やしても、重ねても、結果は積み上がりにくくなります。
必要なのは──角層が整っていく流れを乱すことから離れる=守ることです。
それが、「うるおいバランスの支え」になります。
角層が整っていく流れを守るために
――化粧水の役割はオプション
角層のうるおいバランスを支えるとき、「足さなければ崩れる」と感じ続ける必要はありません。
化粧水は、毎日たっぷり使い続けなくて大丈夫です。
ここまでお話ししてきた角層の視点から、いったん化粧水の役割を整理してみましょう。
一般的に、化粧水の役割は次の3つに分けられます。
① 水分補給
② なじみをよくするブースター
③ 保湿成分(ヒューメクタント)の補給
どれも、目的としては間違っていません。
けれど問題になりやすいのは、これらの役割を実感しようとするほど、「化粧水をたっぷり使うこと」が前提になりやすい点。角層が整っていく流れを邪魔しやすくなります。
► 水分補給について
角層が一度に無理なく抱えられる水分量は、目安として目薬の数滴ぶんほど。
化粧水に頼らなくても、水分は肌本来の仕組みや、他のアイテムで十分に補える範囲です。
それ以上の水分は、角層の中で「うるおい」ではなく、水分負荷として作用しやすくなります。
► ブースターとしての役割について
肌がやわらかくなった、なじみやすいと感じる感覚は、表面が軽く湿る程度でも十分に生まれます。
「次に使うものを塗り広げやすくする」
それが目的なら、何度も重ねる必要はありません。
重ねるほど、角層は整い直すための時間を失っていきます。
► 保湿成分の補給について
保湿成分の補給は、確かに大切です。
だからこそ、水分に頼り切らず、角層が整っていく流れを邪魔しない形で届けることが重要になります。
角層のうるおいバランスが無理なく支えられると、角層が整っていく流れが保たれ、うるおいは安定して続いていきます。
化粧水は、頑張って使い続けるものではありません。
肌の状態と目的が合うときにだけ、選ぶ。
それは、角層の仕組みに沿った、とても自然なスキンケアの選択です。
化粧水の役割をさらに詳しく
① 水分補給:たっぷりより、支える

角層は、外から入ろうとする水分をせき止める──“堤防”のような構造を持っています。
一方で、
• 肌内部から上がってくる水分
• 汗や外気の湿気
といった、少しずつ入ってくる水分を受け取り、抱えられる分だけ保つことで、一定の水分量を維持しています。
そして、その水分量は多くありません。目安は、ここまで見てきたように目薬数滴ぶん。
化粧水に頼らなくても、他のアイテムや肌本来の仕組みで、十分に補える範囲です。
むしろ、肌の状態によっては、化粧水で一度に水分を与えすぎることで角層がふやけ、うるおいバランスが乱れやすくなります。
「たっぷり与えているのに前より乾燥しやすい」
その感覚は、気のせいではありません。
水分補給は、“水分を一度にたくさん”と考えるより、自然に補給される水分を保てるように支えることが大事です。
水分は「たっぷり」より、「逃がさない・乱さない」。
それが角層にとっての補給です。
② ブースター:入りやすさを追わない

「化粧水をたっぷり馴染ませると、次に使う美容液や乳液がよく入る」
これを“ブースター効果”と呼んでいます。
実際には、角層が水分を含んで一時的に“やわらかくなる”ことで、なじみやすく感じる現象とも言えます。
問題は、重ねづけ・ヒタヒタで「入りやすさ」を追い続けると、うるおいバランスの安定とは逆方向に振れやすいこと。
角層がすこやなときほど、健全な抵抗(バリア機能)がよく働いていますが、ここに逆らう形になりやすいからです。
もし目的が「次に使うものを塗り広げやすくすること」であれば、肌の表面が軽く湿る程度で十分。
“たっぷり”は必須条件ではありません。
③ 保湿:“水→フタ”がつまずきやすい理由

保湿に必要な成分は、大きく分けると2種類あります。
• ヒューメクタント(水溶性:水分を抱え込む)
• エモリエント(油溶性:水分の蒸散を防ぐ)
化粧水は「水」である以上、中心はヒューメクタントになります。
そのため、
• まず化粧水でヒューメクタント
• その後に油分(乳液やクリーム)でフタ
という二段構えが“基本”として広がりました。
ただ、この方法では、ヒューメクタントをなじませるために、角層をいったん水分の多い状態に寄せる必要があります。
肌の状態によっては、ここで角層が揺れやすくなる。
これが、多くのつまずきの正体でした。
ヒューメクタントの補給そのものは大切。
問題は、その前提に「化粧水たっぷり」が置かれてきたことです。
答えを急がなくても大丈夫。
まずは、戻れる考え方を知るところから。
角層をすこやかに保つ設計を
──全体から見てみる
ここまでお話ししてきた、角層の「うるおいバランス」や「整っていく流れ」を整理しています。
► ミニマルスキンケアメソッドを見る🔗
化粧水意味ない・いらない|まとめ
──角層から見た結論
化粧水は、すべての肌にとって必ず必要な「基本」ではありません。
「化粧水は意味ないのでは?」「いらないのでは?」
そう感じたとき、その違和感は、角層のしくみから自然に説明できます。
角層が一度に抱えられる水分量は、ごくわずか。目安として、顔全体でも目薬の数滴ぶん程度です。
そのため、化粧水を重ねて「水分で解決しよう」とするほど、かえって角層のうるおいバランスが乱れることがあります。
HEMUEでは、この状態を水分負荷──必要以上の水分が「うるおい」ではなく、負担に変わってしまう状態と捉えています。
本当に大切なのは、角層の揺れを繰り返さずに、整っていく流れを保ち続けること。
無理をさせなければ、その流れは年齢を重ねても保ち続けることができます。
もし、これまで化粧水を「基本」として続けてきたとしたら──
そのケアは、一時的なしっとり感ではなく、重ねるほど肌が落ち着いていく実感につながっていたでしょうか。
答えを急ぐ必要はありません。
ただ、うるおいは「与えた量」ではなく、「角層のバランス」で決まるという視点を、これからのスキンケア選びに残してみてください。
化粧水は必要ない?やめて大丈夫?
──よくある質問(FAQ)
ここまで読んで、
「考え方はわかった。でも、私の肌の場合はどうなんだろう?」
そんな疑問が浮かんでいるかもしれません。
乾燥しやすい/インナードライと言われた/敏感になりやすい/ニキビが出やすい──どれも、とても自然な迷いです。
ここからは、角層のうるおいバランスという視点から、よくある質問を一つずつ整理していきます。
Q1. 化粧水をやめたら肌はきれいになりますか?
A. 「化粧水をやめたら肌がきれいになった」と感じるとき、その変化の背景には、水分負荷がほどけ、角層のうるおいバランスが整い始めることがあります。つまり大切なのは、「化粧水をやめたかどうか」ではなく、「うるおいバランスを支えられるケアに切り替わったか」です。
うるおいバランスが整ってくると、次のような安定のサインが出始めます。
• 乾燥やテカりに振り回されにくくなる
• 肌の調子が日によって大きく崩れなくなる
• ツヤやキメが、ゆっくり整ってくる
補足:水分負荷について
水分の過剰は、角層の微細な構造に乱れを生じさせる可能性が、皮膚科学の研究でも示されています。
過剰な水分にさらされ続けると、角層内部に水分がたまることで厚みが増し(ふやけ)、うるおいを安定して保つための構造が崩れやすくなります。こうした現象は、化粧水を何度も重ねるなど、水分が「入り続ける状態」でも起こり得ると考えられています。
Q2. インナードライでも化粧水は必須ですか?
A. インナードライと感じる方ほど、化粧水が必須とは限りません。インナードライは、角層の「保水(抱え込み)」が弱く、うるおいが安定しにくい状態です。そこに化粧水を重ね続けると、水分負荷によってうるおいバランスがさらに揺れることがあります。
大事なのは、水分負荷を減らし、うるおいバランスを支えることです。
※化粧水を使う場合も、肌表面が軽く湿る程度の少量に調整してみてください。
Q3. 乾燥・敏感・ニキビなど、トラブルがある肌でも大丈夫ですか?
A. トラブルがあるときほど、化粧水の使い方が、肌の負担になっていないかを見直すことが大切です乾燥が強い/ピリつきやすい/ニキビが繰り返し出る──
これらは角層が揺れやすい状態であることが共通しています。
その状態で
• 化粧水を何度も重ねる
• ヒタヒタにする
といった使い方を続けると、さらに不安定になることがあります。
判断の基準は「何を足すか」ではなく、いまの肌にとって負担になっていないか。
不安がある場合は、いきなりやめず、化粧水の使用量を少しずつ減らす調整から始めてみてください。
※痛みのあるニキビや長引く症状がある場合は、皮膚科に相談してください。。
Q4. 実感するまでにどれくらいかかりますか?
A. 早い方で2〜6週間に「きざし」、実感は1〜3か月が目安です。角層のうるおいバランスは、一晩で切り替わるものではありません。
多くの方が最初に感じるのは、次のようなベースの変化です。
• 乾燥しにくくなった
• 肌の調子が安定してきた
• 揺らぎにくくなった
即効性よりも、無理なく続けられる設計のほうが、結果的に近道になることが多いです。
► HEMUEを体験してみたい方へ
HEMUEは、水分を重ねて角層に無理をさせるのではなく、角層のしくみと調和しながら、うるおいバランスを支える設計です。
まずは肌の調子がどう落ち着いていくかを、数週間、ゆっくり見てみてください。
ミニマルスキンケアメソッドを見る🔗
参考文献・根拠資料
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8.Hydration Disrupts Human Stratum Corneum Ultrastructure. Ronald R.Warner, Keith J. Stone,n and Ying L. Boissy
免責・注意事項
• 本記事はスキンケアに関する一般的な情報提供であり、医療行為の代替ではありません。症状がある方、治療中の方は医師(皮膚科)の判断を優先してください。• いずれの化粧品でも、体質・肌状態によって合わない場合があります。赤み、かゆみ、刺激、悪化などが出た場合は使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
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初版公開:2007年最終更新日:2026/02/03
